のんきまいずむ

無理のないシンプルライフを「ちんまり暮らし」と名付け、見直す日々をのんびりきままに。ギランバレー症候群闘病記も少しずつ更新中。

S 字フックと靴下

 

また靴下の話なのですが、思い出したので。

 

リハビリ病院に入院中の事。

ギランバレー発症から3~4ヶ月程でしょうか、

生活面のリハビリが増えてきた時期です。

 

何とかベッドのリクライニングを借りたりして

起き上がりが出来る様になり、

ベッドに腰掛ける事が出来てきていました。

 

立ち上がることも出来始め、歩く練習も

始まっていたのですが、着替えはまだできませんでした。

 

そんな中、消灯時には靴下を脱ぐというのが

約束事になっていたので、布団に入る時は脱がなくてはいけません。

 

正直、今もしているのですが、

立ったまま、靴下の先(指先の部分)を

もう片方の足で踏み、踏まれた側の足を上げる事で

脱いでいました。

 

指の力では引っ張れないので、初めは仕方なく。

でも、座ってでもこれだと出来るので、助かります。

ただ、問題は脱いだ後。

しゃがめないし、かがむとまだまだ足の力がないので

よろめいて転んでしまいます。

 

一度でも転んだら、起き上がりやベッドへの乗り降りも

再度看護師さんを毎回呼んで行わなくてはならなくなるので

もう必死でした。

 

ベッドの柵に手をかけて、そろそろと少しずつ体を傾け、

何とか手に引っ掛けたら、すぐに回収。

 

取りやすい様に重ねて脱いだり、

最初のうちは紐の付いた布の上で脱いで

紐を引き上げて回収したりしていました。

 

それでも、何回やっても、取れない日もあって、

1時間以上休み休みやって、それでもできなくて、

身体中汗をかいて、疲れ切っているところに看護師さんが来て

「こんなになる前に言ってください」って叱られたり。

 

ギランバレーは持久力がなく、疲れやすく回復に時間がかかるので

無理はするなといつも言われていたのですが、

何だか出来そうで出来ないのでつい。

だいたい毎日「こんなになる前に・・」と言われていました。

 

で、問題は履く時。

朝、朝食までは裸足でいいのですが、リハビリの時間には

室内履きとして使っている、スニーカーを履くので、靴下を履きます。

スニーカーも私は紐が結べず、脱ぎ履きに時間がかかるので、

脱げない程度のスリッポンスニーカーでした。

最初は1足でしたが、食事とかに行くスリッポンと

リハビリ用のと2足になり、食事のは軽くて楽だったので

たまにリハビリにも行ってしまって、しまったと。

 

PT(行動療法)や体操の時間だとドキドキしましたが、

先生が大目に見てくれたので、大丈夫でした。

ケガしない様に、より注意してくださったので、申し訳なかったです。

 

靴下の話に戻って、履く時。

片足立ちが出来ないので、立ったままでは全くできませんでした。

そこで、座って履くのを練習し始めたのですが、

靴下って、思った以上に手の力が必要でした。

 

持って、広げて、広げたままで足を入れて、

引っ張って上まで伸ばして・・

 

指を曲げてそこに引っ掛けて、

何とか伸ばそうとするのですが、

力が入らないので負けてしまい、すぐ外れてしまいます。

 

そこで、指の代わりに使っていたのが、

洗濯物入れなどをベッド柵にかけるためのS 字フックでした。

 

これを靴下の内側に差し込んで、引っ掛けて伸ばす。

指でしたい事を代わりにやってもらうことで、

リハビリ前に着替えのために取る時間が大幅に短縮。

 

立ったまま脱いでいた靴下を、座って脱ぐときにも

S 字フックが大活躍でした。

何も知らない看護師さんたちが、

「もう着替えられたの? 靴下まですごいじゃない!」

なんで言ってくれてましたけど、実は・・ですね。

 

他の着替えが出来る様になっても、

靴下だけは出来ずに最後履かせてもらっている期間が

長かったので、自分で出来るのが本当に嬉しかったです。

 

他にもいろいろな事にフックを使っていました。

歩行器や車イスを使っている時期は、

荷物をかけたりするのに、大小様々な大きさのを常備してましたし、

今でもお世話になっています。

 

すぐに物を取り出したりが難しいので、

ぶら下げているのが当たり前な感じ。

今でも手の調子が悪い時や、疲れが出始めると

フックを使って靴下の脱ぎ履きをしています。

 

ひらめいた私、すごいななんて思いながら

当時はやってましたけど、

「あ、出来た」「これなら出来る」

その嬉しさで、リハビリ頑張れたので

それも有りかなと思います。

 

ちょっとしたことでも、本当に嬉しいんですよね。

それは今でもそうです。

 

 ↓クリックいただけると、励みになります。

にほんブログ村 病気ブログ 難病(特定疾患)へにほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ
にほんブログ村